エアコンの工事費が高すぎるホントの理由｜新潟の専門店が解説
エアコンの工事費が高すぎるホントの理由｜新潟の専門店が解説
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エアコン工事費用＝標準工事費＋追加工事費
一般的にエアコンの工事費用というのは、まずエアコンを購入した販売店に「標準工事費」を払い、工事当日に「追加工事費用」を払うというかたちが多いです。
「標準工事」の内容や料金というのは多少の違いこそあれどこのお店もほぼ同じです。イメージしやすいのがアパートやマンションで室外機を室内機のすぐ裏側のベランダに置く場合です。料金は15,000円前後となります。
高い原因は追加工事費
標準工事の内容や料金はどこも似たり寄ったりなわけですから、エアコン工事費用が高くなる原因は「追加工事費用」にあります。
追加工事には「取付金具の交換代」や「配管代」「化粧カバー交換代」などがありますが、追加工事費用がいくらになるかは当日工事に来た業者の判断次第ということになり、言い換えれば業者のさじ加減ということです。
そのこと自体さほど問題ではなく必要な工事費用を払うのは当たり前なのですが、問題は工事業者は追加工事費を加算しないと十分な収益が得られないのです。
追加工事費でぼったくる
量販店やテレビショッピング、ネットショップではエアコンの工事は下請け業者に委託されます。請け負った工事業者には「標準工事費」の70~80%ほどの報酬しか支払われません、孫請けとなるとさらに低くなります。その上、標準工事に含まれる分の部材は工事業者持ちになり、配管だけでも3,000円程度かかってきます。工事を2人で行う場合は一人当たりの報酬はさらに半分になります。つまり、標準工事だけを行っていたのでは利益がでないのです。
それに対して追加工事費用というのは販売店を通さず100％工事業者の売り上げになる仕組みになっていますので、工事業者はなにかと理由をつけて追加工事を上乗せしようと考えるわけです。これがエアコン工事費用が高くなる理由です。
特に真夏にエアコンが壊れ早急に何とかしてほしいときなんかは、足元を見られ不必要に工事費を上乗せしてくるのです。
ポータルサイトもあぶない
エアコンの取り付けを少しでも安く済ませるために最近ではネットでエアコンを買い工事は安い業者を自分で探す人も多くなってきました。それに伴いポータルサイトに掲載しエアコン取り付け工事を募集している業者も多く存在します。
ただポータルサイトを使って個人の業者に依頼すれば安いという考えは間違いで、ポータルサイトも掲載業者から高額な掲載料を取りますので、業者が十分な収益を上げるためには追加工事費を積み上げるしかないという構造は変わりません。
そればかりか、ポータルサイトは掲載業者にとっては高額な手数料を払う上に厳しいルールに縛られ業者のモチベーションが低く作業の質が落ちる傾向にあります。
みん評というサイトでは大手ポータルサイトを実際に利用した人の声や業者として掲載していた人の声が投稿されていますので参考にしてみてください。
くらしのマーケットの口コミ
ミツモアの口コミ
ゼヒトモの口コミ
失敗しないエアコン工事業者選び
エアコンの取り付け費用でぼったくられたり、質の低い工事業者を引きたくない場合は「エアコン専門業者」に依頼するのがベストです。エアコンの取り付けや修理を主たる業務としている業者です。ただし、専門業者でもいつ何時でも安くて質が高いサービスを提供できるわけではありません、夏場の繁忙期になれば依頼が殺到しますので、料金も割高になり時間もかかる可能性があります。
エアコンは設置状態によって寿命が変わってくるものです。良い業者に巡り合うには壊れる前に早めに交換するのがもっとも経済的で安心と言えるでしょう。