量販店やテレビショッピング、ネットショップではエアコンの工事は下請け業者に委託されます。請け負った工事業者には「標準工事費」の70~80%ほどの報酬しか支払われません、孫請けとなるとさらに低くなります。その上、標準工事に含まれる分の部材は工事業者持ちになり、配管だけでも3,000円程度かかってきます。工事を2人で行う場合は一人当たりの報酬はさらに半分になります。つまり、標準工事だけを行っていたのでは利益がでないのです。

それに対して追加工事費用というのは販売店を通さず100％工事業者の売り上げになる仕組みになっていますので、工事業者はなにかと理由をつけて追加工事を上乗せしようと考えるわけです。これがエアコン工事費用が高くなる理由です。

特に真夏にエアコンが壊れ早急に何とかしてほしいときなんかは、足元を見られ不必要に工事費を上乗せしてくるのです。